家政学部 食物学科 丸山千寿子名誉教授が、第43回日本肥満学会・第40回日本肥満症治療学会学術集会にて、メディカルスタッフ部門で会長賞を受賞しました。
大学院食物・栄養学専攻および食物学科の学生、食物学科の亀山詞子講師、梅澤愛理子助教との共同研究による発表です。
【受賞演題】
「超簡易食物摂取頻度調査による食事摂取パターンと代謝指標との関連」
丸山千寿子、内山美弥、梅澤愛理子、亀山詞子、佐藤愛紗、鴨下加奈子、小峰星奈、長谷川爽
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文学部 日本文学科 木村麻衣子准教授が、「2022年度 日本図書館情報学会論文賞」を受賞しました。
受賞となった論文題目「漢籍利用者のユースケースと研究プロセス」は日本図書館情報学会誌 第68巻第1号に掲載されたもので、2022年10月29日(土)から30日(日)に東北学院大学で開催された第70回日本図書館情報学会研究大会において授与式が行われました。
日本図書館情報学会(外部サイト)
人間社会部 教育学科 宮下治特任教授が、日本地学教育学会が主催する「第76回全国大会・島根大会、2022年度 日本地学教育研究大会」にて「学会賞」を受賞しました。
本賞は、15年振り2回目の表彰となります。
日本地学教育学会 第76回全国大会(外部サイト)
岡崎廉治氏(元理学部 物質生物科学科教授)の「有機化学命名法(2013勧告)の翻訳(日本語版作成)と改訂版作成における貢献」が、公益社団法人 日本化学会主催の2021年度功労賞を受賞しました。
<岡崎廉治氏 受賞コメント>
この度、「有機化学命名法(2013勧告)の翻訳(日本語版作成)と改訂版作成における貢献」により、2021年度日本化学会功労賞をいただきました。功労賞は日本化学会の活動に対し顕著な貢献のあったものに授与されます。
現在すでに億を超える膨大な数の化合物が存在しており、それに適切な名称を与える規則(命名法と呼ばれます)を作成することは重要な仕事です。今回の受賞は、約40年ぶりに大改訂された有機化合物の命名法の本(英語版、約1600ページ)を翻訳し、さらに世界の国々の研究者で構成される国際組織によるその改訂作業に協力し改訂版(英語)の発行に貢献したことに対し与えられました。命名法の翻訳・改訂の仕事は地味で大変時間のかかるものなので、退職して時間に余裕のあるものとして行った活動が評価されたことを嬉しく思っています。
岡崎廉治氏に本学での思い出、学生へのメッセージをいただきました。
<本学での思い出>
私は国立大学を定年退職してから8年間本学に在職しました。その間、大学では分野の異なる多くの先生方と知り合いになり、また幼稚園、小学校、中学校、高等学校の先生方ともいろいろとお話しする機会を持てて、大変楽しく過ごせたことを感謝しています。学部の卒業研究や大学院の研究実験で大勢の素直で熱心な学生と議論しながら過ごしたことがよい思い出となっています。
<学生へ向けて>
大学では授業から知識を得るだけでなく、社会に出てから様々な場面で適切な判断をするための知恵を備えていくように心掛けてほしいと思います。そのためには、サークル活動、旅行、アルバイト、社会奉仕活動など、そして何よりもいろいろな分野の読書が役に立つと思います。
日本化学会(外部サイト)
家政学部住居学科 宮晶子准教授が、パリの日本文化会館およびオルレアンの建築博物館FRACで開催された「かたちが語るとき」展の日本関連企画にて、建築史家である五十嵐太郎氏により1960年以降に生まれた35組の建築家に選出され、「食堂の壁のはなれ、屋根と窓のある家」が出展されました。
人間社会学部 文化学科 杉山直子教授が翻訳した『パッセンジャー』(リサ・ラッツ作、小鳥遊書房)が、第八回日本翻訳大賞の最終選考対象作品の5作品に選出されました。
日本翻訳大賞(外部サイト)
理学部 化学生命科学科 宮崎あかね教授が、公益社団法人 化学工学会が主催する「化学工学会賞」にて「女性賞」を受賞し、2022年3月16日(水)に授賞式、3月17日(木)に受賞講演を行いました。
化学工学会女性賞は化学工学または化学関連産業に関わる技術上の優れた業績をあげた、あるいは、化学工学に関する優れた研究を行い、かつ男女共同参画推進のための制度や環境の整備に貢献した個人に贈られる賞です。
受賞タイトル:
「酸化物と金属イオンの間の固液界面反応 ―女子学生との共創―」
〈宮崎あかね教授から本学学生へのメッセージ〉
卒業研究生、大学院生と長年取り組んできた、酸化物と金属イオンの間の固液界面反応についての研究で受賞できたことを大変嬉しく思います。この研究は、土壌汚染、水質汚染と深く関わるテーマですが、そのほかにも触媒調製や鉱床の形成など、私たちの身近な現象と深く関わっています。これからも学生さんと共に環境化学に関わる基礎的な研究に取り組み、その成果を授業などでもご紹介していきたいと思います。
理学部物質生物科学科 佐藤香枝教授が、お茶の水女子大学賞2021年度「第6回 保井コノ賞」を受賞しました。
受賞題目は「革新的バイオ・マイクロナノデバイス開発と生命科学分野への応用」です。
保井コノ賞は、生命科学とその関連領域科学の諸分野において顕著な研究業績を挙げた女性を顕彰することを目的とするものです。また、生命科学とその関連領域科学の社会的普及活動又は同分野の女性研究者を増大させる活動において、顕著な業績を挙げた女性も受賞対象者となります。
2021年度「第6回 保井コノ賞」選考結果 (外部サイト)
東京女子大学が主催する「第36回「女性史青山なを賞」にて、本学人間社会学部文化学科水野僚子准教授が展示プロジェクト委員として携わった『性差(ジェンダー)の日本史』(国立歴史民俗博物館編)が「特別賞」を受賞しました。受賞した著書は、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館にて2020年10月6日(火)~12月6日(日)に開催された企画展示「性差(ジェンダー)の日本史」の展覧会図録です。
受賞した著書:『性差(ジェンダー)の日本史』(国立歴史民俗博物館編)2020年10月
女性史青山なを賞は、女性学の視点に立脚する優れた女性史の業績にたいして毎年贈られます。
なお、この度、本書をコンパクトにしたものが、「新書版」として集英社インターナショナルより出版されました。
『新書版 性差(ジェンダー)の日本史』(集英社インターナショナル 2021年10月7日)
日本教育行政学会が主催する「日本教育行政学会第56回大会」が10月8日(金)~10日(日)にかけて開催され、本学人間社会学部教育学科 山下絢准教授が「学会賞」を受賞しました。
日本教育行政学会は、学問の自由と研究体制の民主化を尊重し、国内的、国際的な連絡と協力をはかり、教育行政学の発達と普及に寄与することを目的として結成された団体です。
受賞した著書:
『学校選択制の政策評価-教育における選択と競争の魅惑(日本女子大学叢書23)』(勁草書房 2021年3月)