2022 年 3 月 31 日 - 日本女子大学 受賞・活躍紹介サイトのブログ記事

岡崎廉治氏(元理学部 物質生物科学科教授)の「有機化学命名法(2013勧告)の翻訳(日本語版作成)と改訂版作成における貢献」が、公益社団法人 日本化学会主催の2021年度功労賞を受賞しました。

<岡崎廉治氏 受賞コメント>
 この度、「有機化学命名法(2013勧告)の翻訳(日本語版作成)と改訂版作成における貢献」により、2021年度日本化学会功労賞をいただきました。功労賞は日本化学会の活動に対し顕著な貢献のあったものに授与されます。
 現在すでに億を超える膨大な数の化合物が存在しており、それに適切な名称を与える規則(命名法と呼ばれます)を作成することは重要な仕事です。今回の受賞は、約40年ぶりに大改訂された有機化合物の命名法の本(英語版、約1600ページ)を翻訳し、さらに世界の国々の研究者で構成される国際組織によるその改訂作業に協力し改訂版(英語)の発行に貢献したことに対し与えられました。命名法の翻訳・改訂の仕事は地味で大変時間のかかるものなので、退職して時間に余裕のあるものとして行った活動が評価されたことを嬉しく思っています。

岡崎廉治氏に本学での思い出、学生へのメッセージをいただきました。

<本学での思い出>
私は国立大学を定年退職してから8年間本学に在職しました。その間、大学では分野の異なる多くの先生方と知り合いになり、また幼稚園、小学校、中学校、高等学校の先生方ともいろいろとお話しする機会を持てて、大変楽しく過ごせたことを感謝しています。学部の卒業研究や大学院の研究実験で大勢の素直で熱心な学生と議論しながら過ごしたことがよい思い出となっています。

<学生へ向けて>
大学では授業から知識を得るだけでなく、社会に出てから様々な場面で適切な判断をするための知恵を備えていくように心掛けてほしいと思います。そのためには、サークル活動、旅行、アルバイト、社会奉仕活動など、そして何よりもいろいろな分野の読書が役に立つと思います。

日本化学会(外部サイト)

家政学部住居学科 宮晶子准教授が、パリの日本文化会館およびオルレアンの建築博物館FRACで開催された「かたちが語るとき」展の日本関連企画にて、建築史家である五十嵐太郎氏により1960年以降に生まれた35組の建築家に選出され、「食堂の壁のはなれ、屋根と窓のある家」が出展されました。

「ポストバブルの建築家展 -かたちが語るとき- アジール・フロッタン復活プロジェクト」 日本建築設計学会(外部サイト)

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