

「日本乳幼児教育学会」にて、児童学科 学術研究員の永島さくらさんが新人賞を受賞しました。これは乳幼児教育に関連のある修士論文で、学生の応募による賞であり、永島さんが本学児童学専攻に所属時に執筆した修士論文が評価されたものです。
日本乳幼児教育学会(外部サイト)
【研究題目】
小規模保育施設における連携の実態と課題 −2歳児の環境移行に焦点をあてて−
【研究概要】
本研究は、0〜2歳児を対象とする小規模保育施設において、他の幼稚園や保育施設との「連携」がどのように行われているのか、その実態と課題を明らかにすることを目的としました。小規模保育施設は、3歳児以降は別の保育施設へ移行する必要がありますが、連携の具体的な取り組みについては、これまで十分に明らかにされていませんでした。調査の結果、小規模保育施設を取り巻く連携のあり方にはさまざまな課題があることが分かりました。また、2歳児が新しい環境へ移る時期には、不安に伴う行動変化が見られることや、保育者が悩みながら子どもと向き合っている実態が明らかとなりました。さらに、保護者も3歳以降の預け先が決まらないことに不安を感じていることが示されました。

【受賞コメント】
このたびは、このような栄えある賞をいただき、大変光栄に思います。本研究は、小規模保育施設で勤務する中で感じた、現場の努力だけでは解消しきれない不条理さを出発点としています。本研究をご指導くださった児童学科 請川滋大先生、ならびに調査にご協力いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。