こんにちは。JWU PRアンバサダーです。
皆さんは社会連携教育センターの実施する「社会連携活動支援助成」をご存知ですか?これは、日本女子大学が正課外活動の一環として地域と連携して取り組む学生の活動を経費助成という形でサポートする制度です。例年5月に募集があり、書類選考、面接を経て採択されたプロジェクトが助成の対象になります。
本企画ではJWU PRアンバサダーが採択されたプロジェクトを取材し、実はあまり知られていないこの制度について紹介します!
今回私たちは「子どもが四季を感じる経験を通じて、地域の異世代交流を促進し、地域全体のつながりを深める」をテーマに活動するチームに取材をしました。
12月21日(日)に文京区の大塚地域活動センターで開催された「つくって遊ぼうクリスマス工房」の様子とプロジェクトの代表者 家政学部児童学科*1 3年込山晃子さんにJWU PR アンバサダーS.T、M.K、U.Sがインタビューした内容をお届けします。
つくって遊ぼう クリスマス工房

このイベントは、地域の子どもから大人まで幅広い世代が一緒に楽しみ、交流できる場を作ることを目的に児童学科の学生が文京区と連携して企画しました。
当日は3種類のブースが設けられました。
①製作ブース
画用紙を使ったコラージュのクリスマスツリーづくりや、プラスチックカップで作るベル、ストローを使って色付けを行うリース製作などが行われました。

②遊ぶブース
ペットボトルを的にしたボーリングや、プラスチックカップを使った輪投げ、ダンボールで作る大きな福笑いがあり、子どもたちに大人気でした。

③フォトブース
クリスマス仕様の背景や小物を用意し、親子や友達同士で写真撮影を楽しむ姿が見られました。

活動終了後、代表の込山さんに取材を行い、この活動をしようと思ったきっかけや目的などについてお話を伺いました。
—— この活動をしようと思ったきっかけは何ですか?
込山さん:児童学科の浅野由子先生からこの活動について聞いたことがきっかけです。また、私たちは児童学科で学ぶ中で、育児の孤立化の問題に関心を持っていました。育児と地域の繋がりを強化し、誰もが地域との繋がりを感じながら子育てができるようにしたいと考えたこともきっかけの一つです。
—— イベントの準備から実施までどんな流れで行いましたか?
込山さん:当初は9月と10月に縁日を実施する予定だったのですが、雨天で中止になってしまったんです。そのため、2ヶ月程で企画を考え直し、雨天でもできるように室内でクリスマス会を実施することに決めました。
—— 活動する中で特に大変なことはなんですか?
込山さん:もともとは縁日の予定だったため、地域のお店を呼んでキッチンカーを出す計画でした。その際に関係者の方々との調整でこまめに連絡を取る必要があり忙しかったです。また、並行してメンバー間でのやり取りも進める必要があり、同時進行で進める作業が多かったことが大変でした。
—— 子どもたちの反応や変化について教えてください。
込山さん:子どもたちは最初緊張していたけれど、こちらから目線を合わせたり、たくさん話しかけたりすることでどんどん心を開いてくれるようになりました。子どもがしたいことに耳を傾け、それを一緒にやることで仲良くなれたと思います。
—— 特に印象に残っている子どもとのエピソードを教えてください。
込山さん:最初部屋に入ってきたときには泣いていた子が、帰りには笑顔になっていたことや、手を振ってくれるようになるまで心を開いてくれたことが印象に残っています。イベントを楽しんでくれたことを実感できて嬉しかったですし、やりがいを感じました。
—— 子どもに四季を感じてもらうために工夫していることは何ですか?
込山さん:縁日を計画しているときには、秋の植物、例えばもみじや松ぼっくりを使った遊びや、焼き芋の出店を呼んで味覚でも秋を感じられるようにしたいと考えていました。今回のクリスマス会だとクリスマスツリーやリース、装飾でクリスマスを感じられるように意識しました。
—— 地域の方々とはどのように連携していますか?
込山さん:縁日のキッチンカーは、豊島区、文京区のお店を呼んだり、以前実施したミニクリスマス会は大学近辺の保育サロンでやったり、今回のイベント開催にあたっては、文京区社会福祉協議会の方に会場をご紹介いただくなど、地域の方々の協力を得ながらイベントを実施しています。保育サロンには今回のクリスマス会に来ている子どもたちよりも年齢の低い子どもたちが来るので、地域の育児中の方々に、「こういう場所があるんだ」と知ってもらう機会になったのではないかと思います。
—— 今後この活動をどのように発展させたいですか?
込山さん:保育サロンで実施したミニクリスマス会に来てくれた子が今日も来ていて、顔見知りになっている子どもたちがたくさんいました。なので、同じエリアで複数回イベントを開くことで、同じ地域の子どもたちが来てくれて、子どもだけでなく親同士も仲良くなれると思いました。そうやって育児の孤立化を防いでいきたいと考えています。
—— 活動をとおして伝えたいことはありますか?
込山さん:私の意見ではありますが、やはり育児は大変なことだと思います。育児中の方々に育児を一人で抱え込まないで、周りにも頑張っている人がいることや、支えてくれる人たちがいるということを知ってもらい、地域との繋がりを感じてもらう機会になったらいいなと思います。

【インタビューを行ってみて】
家政学部家政経済学科1年:S.T
今回の取材をとおして、地域の中で子どもや保護者が安心して関われる場を作ることの大切さを改めて感じました。また、当日の運営にも参加させてもらい、イベントのあたたかい雰囲気や、子どもたちの笑顔、運営者の方々の真剣な思いが印象に残る貴重な経験となりました。
社会連携活動支援助成は学生の経験の場になるだけではなく、地域に貢献もできる取り組みであることを実感しました。今後もこの活動が継続されて子どもを中心に人と人がつながる場が増えていくことを願っています。
【学生のみなさんへ】
2026年度社会連携活動支援助成の事前説明会(オンライン)は5月21日(木)です。詳細はJASMINE-Naviで案内があるので、本記事を見て少しでも気になった方はぜひ参加してみてください。
取材S.T、M.K、U.S/執筆S.T
*1 2028年度に児童学科をもとにした人間科学部人間発達学科(仮称)の開設を構想中です。
