留学生チューターにインタビュー 第3弾【JWU PR アンバサダー】

【学生インタビュー】国際文化学部国際文化学科 石井花凜さん/サンダ ミョーさん(留学生)

こんにちは。JWU PRアンバサダーです。

みなさんは「留学生チューター」をご存じですか?

日本女子大学には例年、約50名の外国人留学生が在学し本学で勉強に励んでいます。そんな外国人留学生の学生生活をサポートするのが、留学生チューターです。本企画は、JWU PRアンバサダーが留学生と留学生チューターにインタビューを行い、その実態に迫っていきます。

第3弾の今回は、ミャンマーから留学し、国際文化学部国際文化学科で学ぶサンダ ミョーさんと、留学生チューターを務める国際文化学部国際文化学科2年石井花凜さんに取材しました。留学生チューターの役割や楽しさ、留学生と留学生チューターの関係性まで深堀しました。

※2025年11月18日時点の情報です。

―石井さんが留学生チューターになろうと思ったきっかけは何ですか?

石井さん:高校生のときにクラスに留学生が居ました。そのときに日本での生活が大変だと聞いたので、留学生をサポートしたいと思うようになりました。私は今2年生で1年生のときにも留学生チューターに応募したのですが落選してしまったため、応募するのは2回目なんです。2年生でも落選したらあきらめようと思っていたので、正規生、交換留学生などにこだわらず応募して、任されたことを頑張ろうと思って応募しました。

―留学生チューターをしていてやりがいを感じるのはどんなときですか?

石井さん:まずいちばんに私はミョーさんが楽しいと思ってくれたらいいなと思っています。なので、ミョーさんから相談を受けるときや一緒に課題に取り組むとき、履修登録をするときに役に立てるととても嬉しいです。

ミョーさん:2年ほど日本語は勉強していたのですが、履修登録の仕方や大学で使う専門用語は難しいため石井さんに教えてもらいました。

石井さん:先生へのメールの仕方や、この質問はどの先生に聞くべきかなど教えることがあります。ただ、そこまで「教える」という感覚ではなくずっと一緒にいる友達のように感じています。履修登録について、前期は一緒にやりましたが、後期はミョーさん一人で登録していて「すごい!」と思いました。

―同じ授業は履修していますか?

石井さん:お互いの学年が違うため、同じ授業はないです。ミョーさんは法律や心理学など難しい授業をたくさん履修しています。

ミョーさん:留学生は2年生まで日本語の授業をとる必要があるため、今は日本語、中国語、英語を勉強しています。

―ミョーさんが日本女子大学を選んだ理由は何ですか?

ミョーさん:女性の就職をサポートしてくれる点を重視しました。ミャンマーでは職場でも学校でも男女で立場やチャンスが異なるので、留学生であり女性である私は共学ではなく女子大学に行きたいと考えていました。そこで、ミャンマーの先生に女子大学に留学したいと相談すると「日本女子大学は就職率が高く、成長できる環境があるからミョーさんに合うと思うよ」と勧められたんです。また、通っていた日本語学校の先生からも「日本女子大学は就職率もいいし有名な卒業生もいる良い大学だよ」と聞いていました。

女子大学のなかでも日本女子大学にした理由は、他大学に比べて少人数で学べる環境があり留学生一人ひとりをしっかりと見てくれると聞いていたからです。石井さんだけではなく、国際交流課の方も電話やメッセージを定期的にくださって、実際にサポートの手厚さを感じています。

―日本女子大学に来て良かったことは何ですか?

ミョーさん:先生や友人が優しく接してくれることです。授業中に先生や友人がわからないことを教えてくれますし、先生たちは難しい言葉があった際に気にかけてくれるので安心して授業を受けられます。その気遣いがとても嬉しいです。

―ミョーさんが日本に来て良かったことは何ですか?

ミョーさん:安全に一人暮らしを始めることができ、日本に来て良かったと感じています。まず、夜一人で出かけることができるくらい街が安全であること、そして食事がとても健康的でおいしいことに驚きました。また、どこに出かけてもきれいなトイレがあり、街中にもゴミがなく、衛生的だと思いました。ミャンマーでも日本はルールを守る人が多いことや一生懸命仕事を頑張っている人が多いことで有名です。なので、私の国では先生やお年寄りは自分の子どもに「日本人のように頑張りなさい」とよく言うんですよ。

実際に日本に来てみるとその通りで、朝から夜まで電車でも本を読んだり、PCを開いて仕事をしていたりする姿を見かけます。日本人は本当に一生懸命働きますよね。私は日本に来るまで勉強ばかりしていて家事はあまりしなかったのですが、日本にきてから自分のことを自分でやるようになり、親も驚いています。この環境が私を変えてくれました。

一年前くらいからイタリアンレストランのキッチンスタッフとしてアルバイトもしていて、石井さんが遊びに来てくれたこともあります。

―ミョーさんは、ミャンマーの大学では何を学んでいたのですか?

ミョーさん:ミャンマーでは2年生の前期まで大学に通っていました。コロナが原因で休校になったり、政治的状況が悪化したりしたことで大学に通うことが難しくなり、学生の半分以上の人は他の国に留学しています。ミャンマーの政治状況は本当に不安定で、紛争により若い人たちが亡くなっています。ミャンマーでは法学部に通っていました。法学部は5年制なので、5年間通う予定でした。ミャンマーの大学で2年間学んだ後、日本語学校に2年間通い、今年日本女子大学に入学したので私が大学を卒業するのは26歳で、周りよりも少しお姉さんですね。

―日本の大学とミャンマーの大学でいちばん違うところはどこですか?

ミョーさん:日本の大学生はアルバイトをすることが多いですが、ミャンマーでは学生がアルバイトをする習慣がありません。そのため、日本人は同い年はもちろん、社会で関わる大人とも上手くコミュニケーションが取れていて、信頼関係の構築が上手だなと思っています。

私は困ったことがあったとしても、友達に話すことはできますが大人に相談することに慣れていません。怒られてしまうと思って少し萎縮してしまいます。日本女子大学に来て、学生は授業中でも知りたいことがあれば怖がらずに手を挙げて質問をしていて、とても良いことだと思いました。

―これから二人でやってみたいことはなんですか?

石井さん:横浜中華街に行きたいです。二人とも辛い食べ物が好きなので、麻辣湯や小籠包を食べたいです。カップラーメンミュージアムにも行きたいと思っています。ミョーさんとはこれまでもよく遊んでいて、毎週水曜日は授業の終わるタイミングが同じなので一緒に帰っています。お互いアルバイトがなかったら「今日行く?」という感じで思い付きで遊びに行くことが多いです。最近はサムギョプサルを食べに行きました。夜ご飯を一緒に食べることが多いです。

ミョーさん:私は、来年は石井さんと同じ授業を取りたいです。 石井さん:確かに!一緒に授業を受けたいね。ほかにも、今度留学生チューター3人と留学生3人で新宿御苑でピクニックをしに行くので、たくさん写真を撮りたいです。

―最後に一言ずつお願いします。

石井さん:チューターをやってみて、思い悩みすぎずに、「やってみたい」という気持ちを大切に、始めて大丈夫だと思いました。「ただ留学生と話してみたい」という理由でも大丈夫ですし、もちろん深い理由でもOKです。とりあえずやってみることが大事だと思いました。

ミョーさん:同じ学生がチューターとしてサポートしてくれるというのは、他の大学ではあまり見られないと思います。日本女子大学では留学生に対するサポートが手厚くて、周りの先生方も勉強や生活のサポートをしてくれます。いつもお世話になっていて、留学生として本当にありがたいです。私は人と話すことが苦手なのですが、石井さんはいつも明るく話しかけてくれます。そのため、私も安心して話すことができて自分がわからないところも正直に聞けます。相談するとすぐに返事をくれますし、丁寧に説明してくれます。チューターが石井さんで良かったです。

【インタビューを行ってみて】

人間社会学部文化学科4年A.T
チューターと留学生という関係性を超えて友情が育まれていくところが素敵だと感じました。また、ミョーさんが留学前よりも積極的に質問できるようになったのは、石井さんや日本女子大学の学生と交流したからこそだと思いました。
このように、ただ留学生をサポートするたけではなく、お互いに良い影響を与え合いながら留学生と信頼関係を築けるところが留学生チューターの魅力だと感じました。この記事を読んでみて、興味が出てきた人はぜひ次の機会に応募してみてくださいね。

文章:M.S/ 取材:A.T