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文化学科の山田忠彰教授の『エステティカ イタリアの美学 クローチェ&パレイゾン』(ナカニシヤ出版 2005年)が 、イタリア語文献の優れた日本語訳に授与される『ピーコ・デッラ・ミランドラ賞』(第15回/2007年)を受賞しました。

山田教授が独自に編んだ本訳書は、クローチェ美学(『美学入門』他)とその批判的継承者であるパレイゾンの論考を併せて付加することによって、「20世紀イタリアの美学の中核を成す軌跡を提示」し、「通時性と 共時性を同時に保証しうるかたちでクローチェ美学の基本像を読者に手渡すことに成功している」と評価されました。

『エステティカ イタリアの美学 クローチェ&パレイゾン』
(ナカニシヤ出版 2005年6月 ISBN10:488848922X / ISBN13:978-4888489225 )
ナカニシヤ出版

このほど2007年8月27日(月)東北大学で開催された「東北大学100周年記念式典」で本学の元学長で本学名誉教授の青木生子先生が、「東北大学100周年記念文化貢献賞」の「教育部門表彰」を受けました。
同賞の「学術部門」ではノーベル化学賞受賞者の田中耕一氏、「産業部門」では豊田章一郎氏、「スポーツ部門」では東北大学ボート部1960年ローマオリンピック日本代表エイトクルー、「芸術・文化部門」では小田和正氏が青木先生とご一緒に受賞されました。
10月7日(日)には国立大学で最も早く女子学生に門戸を開放した東北大学の歴史を振り返りつつ、女性問題を考える創立 100周年記念国際シンポジウム「女性百年―教育・結婚・職業―」が開かれました。青木先生は基調講演において「戦中・戦後を生きて」をテーマに講演を行 いました。

表彰理由 ———————————
東北大学100周年記念文化貢献賞 教育部門表彰 青木生子氏

青木生子氏は、1944年東北帝国大学文学部国文学科を卒業された後、母校である日本女子大学に奉職され、文学部助教 授、教授並びに文学部長、1981年から12年間にわたり日本女子大学長、理事長を務められ50年の永きにわたり女子高等教育に情熱を傾注されました。この間、万葉集や源氏物語など女流文学の研究に邁進され、恋愛文学の第一人者として多くの著作物を刊行するとともに、広く女性文化を追求し女性として生きる 素晴らしさを世に伝え続けております。
さらには、私立大学通信教育協会理事長、放送大学学園理事等の教育界における要職を歴任し、生涯教育の発展に寄与されました。
このように卓越したご功績は、東北大学の基本理念の一つである門戸開放、なかでも女子高等教育の普及に努められたことは、東北大学関係者を強く勇気づけ、 大きな誇りを懐かせると共に、ひとしく敬愛するところであります。よって東北大学創立100周年を記念して表彰します。

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